曲げ半径が小さいカーブが急な区間では、架設桁のような大きくて長い直線の桁を使用することができないため、比較的小さく、橋桁の上を移動できるエレクションノーズを使用しています。また、海上では台船を使ってセグメントを運び、吊り上げ、連結していきました。
エレクションノーズによる
プレキャストセグメント張出し架設
架設桁によるプレキャストセグメント張出し架設
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吉野川サンライズ大橋 架設状況
(NEXCO西日本公式Youtubeチャンネル)
吉野川河口周辺には多種多様な生物が生息しています。絶滅危惧種である底生生物や、渡り鳥など生物の環境にやさしい橋梁形式を採用しました。
様々な観点から環境影響を考慮し、地域、地形に最適な形式で橋梁形式を選定しました。
桁橋を採用することで、主塔やケーブルがなくなり、鳥類の飛行ルートが確保されます。これにより河口干潟から鳥類のねぐらへの移動の影響を軽減することができます。
自然豊かな「吉野川渡河部」の環境保全のため、専門家から必要な指導、助言を得るため、「四国横断自動車道 吉野川渡河部の環境保全に関する検討会」を設置しています。
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吉野川渡河部の環境保全について