高速道路が整備されることにより、並行する一般国道の交通量が減少し、交通事故の防止や渋滞の緩和、さらにはスムーズな走行による排気ガスの低減など、周辺地域の環境改善にも寄与します。
今後発生が予想される南海トラフ地震等による災害発生時には、避難・救助や物資供給等の応急活動のための緊急輸送路として貢献することが期待されます。
また、沿線自治体と連携し、高速道路と一体となった津波避難場所を整備することで、地域の防災力向上を図っています。(開通区間に3箇所整備)
高速道路の整備により、自然や観光資源が豊富な徳島県南地域へのアクセス性が向上し、観光活動の活性化が期待されます。
物流拠点と高速道路が直結することにより、徳島県内外への物流輸送における速達性や定時性が向上します。
例えば、徳島県産の「生しいたけ」や「鱧」など、京阪神地域への円滑な輸送を支援することで、農林水産業のさらなる活性化が期待されます。