▲ 

vol.5 道路安全点検

点検管理センター 詳細点検 土木班:植本勝彦さん

点検管理センター 詳細点検 土木班:植本勝彦

高速道路の安全を守るホームドクターとして、これからも責任をもってこの道に関わっていきたい。

高速道路の土木構造物(橋、トンネル、遮音壁、標識など)は、時間の経過とともに確実に劣化が進行します。構造物安全点検は、これまでに蓄積されたデータを基に現場へ出向き、実際に目で見て状態を確かめるのが基本。いつでも安全に走行できるよう高速道路のドクターとして構造物に接し、必要であれば補修へと結びつけていきます。

道路安全点検は直接補修を行わないので、目に見えるような成果は少ないですが、その分専門性が高く、非常に重要な役割だと業務に携わる一人ひとりが感じています。大切な社会資本の管理は責任を伴う仕事ですが、「高速道路は私たちが守っているんだ」という気持ちはとても大きなやりがい。ごく普通に何気なく走れる、そんな当たり前の高速道路を提供することこそ、道路安全点検の大前提なのです。