高速道路のドライブマナー

高速道路は、自動車が高速で行き交う道路です。ドライバーのちょっとした不注意や、交通ルール違反が、思わぬ大事故につながることもあります。交通ルールを守り、高速道路の安全なご通行にご理解とご協力をお願いいたします。

高速道路は一方通行!

安全な速度を守ろう!

脇見運転はやめよう!

割り込みはやめよう!

駐車スペースに正しく駐車しよう!

十分な車間距離をとろう!

出発前には燃料の確認を!

渋滞後尾では、ハザードランプの点滅を!

路肩は駐停車禁止!

追越車線は追越する車のために空けておこう!

ヘッドライトの照射方向にご注意を!

積荷の落下やポイ捨てをなくそう!


1. 高速道路は一方通行!

SA・PAから本線車道に戻る際に進行方向を間違えたり、降りるインターチェンジを通り過ぎ、本線上や料金所付近でUターンし高速道路を逆走する自動車がいます。

当然ですが、高速道路は一方通行です。一人の軽率な行動が事故などの悲惨な結果を招いてしまいます。

進行方法を示す道路標識や道路標示に従い、高速道路での逆走は絶対にしないでください。

2.安全な速度を守ろう!

道路における最高速度は、当該道路で通行することができる速度の最高限度を示しており、ドライバーはこの最高限度内で、道路や交通などの状況に応じ、危険を及ぼさないような安全な速度で運転する義務を有しており、当然に最高速度で走行して構わないというものではありません。

なお、高速道路では気象状況や道路における工事の施工などの要因で、交通の危険を防止する観点から高速道路交通警察隊長の判断で、道路標識により臨時に最高速度が指定される場合があります。(50km/時規制など)

道路標識に注意して、道路や交通などの状況にあった安全な速度で走行しましょう。

3.脇見運転はやめよう!

100km/時で走行している自動車は、1秒間に約28mも進みます。高速道路では、ちょっとした脇見運転が追突や玉突き事故につながります。考えごとや周囲の景色に気をとられないよう、前方を注視して運転しましょう。

4. 割り込みはやめよう!

自動車の運転中は、みだりに進路を変更してはなりません。また、進路を変更すると後ろから来る自動車が急ブレーキや急ハンドルで避けなければならないような場合には、進路を変更してはなりません。進路を変更するときは、バックミラーや目視で後方の安全を十分に確認してください。

特に、進路を変更して後続車の直前に割り込んだ場合、後続車が急ハンドルを切ったり、急ブレーキをかけることで、重大事故の原因となります。

5.駐車スペースに正しく駐車しよう!

SA・PAでは、車種ごとに駐車スペースが定められており、「小型車」「大型車」「トレーラー」「身障者用」「二輪用」に区分しております。案内表示に従って、定められた場所に正しく駐車し、他の車両の迷惑にならないよう心掛けてください。

特に、身障者用駐車スペースは、車椅子を使用される方など身体の不自由な方が、駐車場を横断することなく安全にご利用いただけるようにトイレ近くに設けられています。また、車の乗り降りがしやすいように、一般の駐車スペースより広いスペースを確保しています。

この駐車スペースに健常者の方が駐車されますと、身体の不自由な方が利用できず大変お困りになりますので、健常者の方は身障者用スペースに駐車されないようお願いします。

6. 十分な車間距離をとろう!

路面が乾燥していてタイヤが新しい場合は、100km/時では約100m、80km/時では約80mの車間距離をとる必要があります。

また、路面が雨に濡れていたり、タイヤがすり減っている場合には、この約2倍程度の車間距離が必要とされています。

天候、路面やタイヤの状態、荷物の重さなどを考慮して、何らかの原因で前車が急停止してもこれに追突しないよう、十分な車間距離をとってください。

7. 出発前には燃料の確認を!

高速道路では、自動車の故障や燃料切れなどによる停止や、走行中の自動車からの積荷や部品などの転落又は飛散が引き金となり思わぬ大事故に発展する可能性があります。

高速道路をご通行される場合は、ご出発前に、燃料・冷却水・エンジンオイル・タイヤの空気圧などの確認、ロープによる積荷の固定やシートをかぶせるなどの積載状態の確認といった点検・整備が必要です。

なお、これらの点検・整備を怠り、これに起因して事故が発生した場合には、刑事・民事の両面において重大な責任を問われることとなります。

また、故障などのため、高速道路上にやむを得ず停止する場合には、後続車に停車車両の存在を知らせる必要があります。自動車に備え付けの発炎筒を点検するとともに、三角表示板などの停止表示器材を前もって準備しておきましょう。

8. 渋滞後尾では、ハザードランプの点滅を!

渋滞の中や後尾では、追突事故が発生しやすい状況になります。前方で渋滞を発見し、走行速度を落とす場合や、停止する場合は、ハザードランプを点灯し、後続車に合図をしましょう。

9. 路肩は駐停車禁止!

高速道路上は、道路交通法により、駐停車禁止です。

路肩や路側帯での停車は、後続の車両から追突される危険があり、大変危険です。危険防止のために一時停止する場合、故障などのためにやむを得ず駐停車する場合のほかは、高速道路上で駐車や停車をしてはいけません。

ETC時間帯割引を利用する為に割引開始時刻前から料金所手前の路肩や料金所広場、休憩施設の出入り口等に停車する行為は、道路交通報違反の罰則対象になるだけでなく、他のお客様にも危険です。休憩や、携帯電話のご使用の際は、サービスエリア・パーキングエリアをご利用ください。

また、路肩がふさがっていると緊急時の救急活動の妨げとなります。路肩の走行も絶対にやめましょう。

10. 追越車線は追い越しをする車のために空けておこう!

追越車線は、「道路標識や道路標示により通行区分が指定されているとき」、「追い越しをするとき」、「進路の変更の禁止に従ってそのまま通行するとき」、「接近してきた緊急自動車に一時進路を譲るとき」、「道路の状況その他の事情によりやむを得ないとき※」など、限られた場合に通行できるものです。

追い越しが終わり元の車両通行帯に戻ることができるにもかかわらず、追越車線をそのまま通行しつづけることは通行帯違反となります。

なお、追い越しをする場合は、通行している車両通行帯のすぐ右側の車両通行帯を通行しなければなりませんし、追い越しをする場合でもその道路における最高速度を超える速度で通行してはなりません。

※「道路の状況その他の事情によりやむを得ないとき」とは、その自動車が通行すべき車両通行帯が道路の損壊、道路工事等のため通行することができない場合や、追い越しを終わり、元の車両通行帯に戻ろうとするときに、元の車両通行帯を通行している車両が多く、戻れないまま変更した車両通行帯を通行する場合などがこれに該当します。

11. ヘッドライトの照射方向にご注意を!

高速道路での自動車の走行速度は一般道路と比べ速く、ドライバーはより遠方の道路や交通の状況を早く認知する必要があります。このため、高速道路で夜間、又は昼間でもトンネルなどの暗く視界の劣る場所を通行する場合には、一般道路と比べて、より遠方の状況が認知できるようにヘッドライトをつけなければならないものと考えられます。

しかし、その一方で、「他の車両等と行き違う場合」又は「他の車両等の直後を進行する場合」において、「他の車両等の交通を妨げるおそれがあるとき」は、ヘッドライトの光度を減じる、その照射方向を下向きとするなど、灯火の操作をしなければなりません。

ヘッドライトの照射方向を「上向き」とするのか、「下向き」とするのかは、道路の構造(中央分離帯の有無など)や交通の状況(対向車の有無など)によって異なりますが、他のドライバーの迷惑とならないよう心掛けましょう。

また、ヘッドライトの点灯により周囲の自動車に対して自らの存在を示すことにもなりますので、夕暮れ時の早めのライト点灯や、トンネル内でのライト点灯に心掛けましょう。

12. 積荷の落下やポイ捨てをなくそう!

路上落下物乗り上げや、路上落下物を避けるための急ハンドルによる事故が増えています。

また、高速道路では、心無いポイ捨てが重大事故につながることがあります。

なお、積荷の落下等により他のお客様に対し損害を与えた場合、落し主が責任を問われることがあります。 走行中に落下物を発見した際には、携帯電話等から「#9910」(道路緊急ダイヤル)とダイヤルしていただく、あるいは料金所・最寄のSA・PAの非常電話でご一報ください。